杉山の縁の下の力持ち トマト農家さん

薄根 定男さん

「けがしないように帰ってきてね」

薄根さんは、市貝町の特産物であるトマト農家。トマトが終わった後は、キュウリも育てている。たばことこんにゃくを育てていたお父様から畑を引き継ぎ、1代でトマト農家を築いていった。農家の傍ら、ゴルフとソフトボールが趣味で仲間と汗をかいている。スポーツを趣味とする薄根さんに、奥様はいつも「けがをしないようにね」と声をかけているそう。農家という体力を使う仕事だからこそ、奥様の気遣いが感じられる。薄根さん自身も今後の目標は、「けがをしないで仕事に差し支えがないように趣味も続けていけたら」と笑顔で語る。

昔は町民運動会でいつも優勝していた

薄根さんが住む杉山地区は、市貝町の中でもまとまりがある自治会だという。以前、町で開催していた地区対抗の町民運動会では、いつも優勝するほどの団結力であったそう。町の無形文化財である杉山太々岩戸神楽も自治会が中心となり、3年間の休止を経て、薄根さんも新たな座員として神楽を支える。こどもの頃、毎年楽しみに見ていた神楽をなくしてはいけないと、杉山地区の人たちだからこそ一丸となり、「復活させる」ということをやりとげられたのだと感じた。

こどもたちが集まりお父さんお母さん、 そしておじいちゃんおばあちゃんも

「ホタルの里すぎやま」として、ホタルの鑑賞会を企画・運営するメンバーの薄根さん。豊かな自然に囲まれているこの地域では、小さい頃からホタルが見られ、家の窓を開けると飛び込んでくるほどだったと語る。鑑賞会はどなたでも参加できるようにと、こども向けのお菓子やスイカを用意。「食べ物でつるじゃないけれど、こどもたちが集まってくれれば、お父さんお母さんも一緒に、そしておじいちゃんおばあちゃんという幅広い年齢層に来てもらえるのではないか」と、薄根さんの地元を愛する気持ちが伝わってきた。

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