オールラウンドなこんにゃく農家さん

宇井 恒雄さん

何事も工夫するが好きなアイディアマン

宇井さんは、19歳でこんにゃく畑をはじめた。こんにゃくとお米を育てる傍ら、土木作業などもして、家族を養ってきた。その経験もあり畑仕事以外にも、石、屋根、大工、金属加工、鉄骨などの作業をこなす。ご自宅の塀の建設から井戸の整備、また知り合いの方の田んぼの排水工事、地元の神社の鳥居改修なども、自らアイディアを出し、提案、作業などの協力をおしまない。筆者自身、宇井さんの家に遊びにいくと、色々なアイディアや新しい知識が学べ、とても参考になっている。

夫婦仲良く4月のこんにゃく畑の前で

「自分でなんでもやる」がモットー

ご自宅に伺うと、購入した写真かと思うほど目を見張る写真が並んでいる。趣味は写真や旅行である。国内外問わず、一眼レフを持ってご夫婦で旅行する。カメラをはじめたきっかけは、モットーだと語る「自分でなんでもやる」という精神から。撮影した写真は、額やアルバムに綺麗に保存する。市貝町の芸術祭などにも出展し、賞を受賞するほどの腕前だ。自己流で覚えたという写真の技術は、ご自身の記録としてはもちろん、町の資料として、また人を楽しませてくれる材料として、役に立てている。

種芋の選別は重さや見た目で慎重に

手づくりこんにゃくの美味しさを知って欲しい

宇井さんは道の駅サシバの里いちかいで唯一の、“こんにゃく芋”を出荷している。30年ほど前は、市貝町で150軒ものこんにゃく農家さんがいた。今では、宇井さんの1軒のみ。こんにゃく農家として、芋を出荷するだけではなく、こんにゃくの作り方も覚えた。「芋からつくるこんにゃくの美味しさを多くの方に知って欲しい」と道の駅主催の「こんにゃくづくり」の料理教室にも協力し特別ゲストとして参加。町内外から集まった参加者からは、実際に育てている農家さんの直伝ということで、「通常の料理教室よりもとても勉強になり、楽しかった」と喜んでいた。

選別された良質な種芋

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