牛にも人にも心地良い牧場

大瀧 信夫さん

好きじゃないとこの仕事はできない

酪農家の楽しみを伺うと、「何でもトライしていくこと」だと大瀧さんは語る。牧場の数ある仕事に対して、少しでも良い方向にいくように考えて行動していくそう。なかでも法人化したことで、働き方が大きく変わった。大瀧さんは、10年前にコージーファーム株式会社を設立。家族経営で休みのない日々を送っていたことから、従業員を雇うため、法人化に乗り切った。従業員の条件は、「牧場以外の就職先は考えていない。それぐらい牛が好きで、牧場で働きたいという人」と話す。現在は、熱意のある男女3名が働いている。チャレンジすることを恐れない大瀧さんのもとで、日々コージーファームを支えている。

牛舎の前にて奥様と...

モットーは自然体

「自然体で無理をしない。人生色々ありますけどね。アクセクしないで、のんびりやりたいなと」と大瀧さん。趣味はゴルフとギターで、中学2年生から続けている。加えて、ご自宅のウッドデッキや道具小屋もDIYするほど、手先が器用だそう。牧場の法人化により自由な時間も増え、“ストレスを溜め込まない働き方”がコージーファームにはある。趣味を楽しみに息抜きをし、市貝町の里山の中にある牧場とご自宅で音楽を弾きながら生活する姿を想像すると、理想の田舎暮らしが広がっていた。

牛に餌をやる作業

「牛に感謝」という気持ち

牛舎の前に大きな1本の木がある。そこには“コージーファーム”という看板と、“牛に感謝”と書かれた石碑が建つ。コージーファームのコージーとは、英語で「居心地が良い」という意味。「牛にとっても、働く人にとっても、居心地が良い牧場にしたい」と、大瀧さんは牧場への想いを語る。コージーファームでは、約200頭の牛がいる。奥様と従業員の方と切磋琢磨しながら、酪農家として“牛に食べさせてもらっている”という感謝を忘れず、牛や人と向き合う姿勢が愛情で溢れていると感じた。

コージーファームの入口には石碑が建つ

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