農家のお母さんの鏡 アスパラ農家さん

小塙 美以さん

「小塙さんとこのは一番美味しいんだよね」

小塙さんはおよそ10年前に、町の堆肥利用で推進していたことをきっかけにアスパラを始めた。最近印象に残ったことは、娘さんのアメリカ人の旦那さんが「ジャンボアスパラ食べたい」と言ってくれたこと。アメリカでは日本のような太くて大きいアスパラはないため、「美味しい」と喜んでくれるそう。今では下の息子さんも農業を始め、3世代で家族経営をしている。娘さんが仕事風景を撮影したというオリジナルのアルバムを見せてもらうと、家族だからこそ見せる表情が映し出されており、小塙家の仲の良さが感じられた。

無理せず素敵な笑顔で取り組む姿

小塙さんは以前、行政の農村生活研究グループの会長などを勤めていた。農業をやりながら会長職をこなしていくことは、本当に忙しい。「体調もそうだけど、ちょっと具合が悪いと思ったら休むようにしている。無理をするとあとからどっかにくるから」と小塙さん。特に前職の歯医者勤務の経験から歯は大切にしていて、30代まで1本も虫歯がないほどであった。笑ったときに見える歯はもちろん、「笑顔が素敵だね」と声をかけられると嬉しいのだと照れながら話す。

農家としてではなくご近所同士として

「ちょっとでも顔見知りの人には声をかける」という小塙さん。顔と名前を覚えることが得意で、1回会えば大抵覚えているそう。農家同士の関わりだけでなく、近所や自治会との繋がりも大切にしていきたいと語る。分け隔てなく誰とでも話せる小塙さんは、若い世代の友達も多い。イベントなどで味噌づくりの先生としても活躍していることから、「今度は自治会の方と味噌づくりをやろうと思っている」と語る。ゆかりのない場所に移住してきても、地元の方から名前を覚えてもらい、笑顔で話しかけられたら嬉しいに違いないと心がほっこりと温まった気がした。

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