市貝町の日々

川柳に想いをのせて 片岡 シヅヱさん

温かいほんわかした句が好き

片岡さんは川柳を詠み、栃木県の下野川柳会に所属している。毎月発行される市貝町の広報誌にも投稿。「最初は見るのが好きだったのね」人間の喜怒哀楽を書く川柳は、絶妙な表現で共感を誘う。写真にある句は、片岡さんが賞を受賞したもの。「(賞が獲れるとは)夢にも思わなかったから、これは嬉しかったね。本当に」常に川柳のことを頭に置き、珍しい言葉やひらめいた句を書き留める。”ボケ防止のため”と笑いながらも、川柳に真剣に取り組む姿はとても活き活きとしていた。

下野川柳会の杉並木賞をとった作品

ばあちゃんは良い老後を過ごしてるよね

娘から言われた一言。片岡さんは石下地区のシルバークラブさくら会にも所属し、副会長を務めている。「私ものすごく楽しいもん。もう最高だよ」とさくら会について語る。会長と同級生ということもあり、立ち上げ当初から関わってきたさくら会は、定期的に近所の方と顔を合わせ、おしゃべりをすることが何より楽しいという。「あそこいってるから、みんな元気なんだよ。エネルギーもらってさ。みんなの笑顔もらって。さくら会できてっから、もう20年ぐらい長生きする気がするもんね」明るく話す片岡さんがいると、まわりの雰囲気が明るくなるように感じた。

 

 

さくら会でグランドゴルフを楽しむ片岡さん

 

なるべく感動できるような句ができれば良いな

「楽しいって思うときと苦痛っていうときも。思ったときに出来なかったときはね、ぶんなげちゃうかなって」繊細な人間の心の動きを5・7・5にまとめるのは難しい。片岡さんの作品を見ると、ハッとさせられる言葉づかいが並ぶ。さくら会を表した句は、”育んで後世に撃ぐさくら会 足腰も伸びて楽しいさくら会”。さくら会の温かさや楽しさが目に浮かぶようだ。今後の目標は”人を感動する句を書くこと”だそう。「難しいよ、本当に。どういう句が感動してくれるかってわかんないじゃない。自分で感動してたってしょうがないし」と、自分ではなく相手に見せる意識を忘れない片岡さんの句は、近所の方を中心に多くの方を楽しませてくれるだろう。

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