市貝町の日々

地域に愛されるおせっかい 黒須 邦昭さん

俺ってでしゃばりなんかな?全然人間的には控えめなんだよ
黒須さんは、市貝町の石下地区にあるさくら会(自治会の老人会)の発起人。「何でも一生懸命やろうかな。やるときはね。とにかく世の中1人じゃ生きられないから、やっぱり仲間をつくるのは、好きは好きなんだよね。何でもこう集まってやるのは」近所の方たちと旅行に行く旅行会、地区の子どもと親が交流する石下友の会、いとこや親戚が集まるいとこの会など、様々な集まりを企画してきた黒須さん。色々なエピソードを聞いていると、“仲間といると楽しい”ということがひしひしと伝わってくる温かさがあった。


さくら会の集まりの様子

みんなが1つになれるっていうかね
年に2回の旅行、定期的にグランドゴルフの開催、敬老会をはじめとするイベント行事。さくら会は、石下地区の60歳以上の方で協力しながら成り立っている。設立したきっかけは、1人暮らしのお年寄りを見たときに、「これはなんとかしなきゃいけねぇかな」と思ったこと。地域の方に聞き取りをしてできたさくら会は、設立当初、地域の方の90%以上が入会したという。設立して7年が経った今では、地域に活気が戻り連帯感が生まれている。”お年寄りの見守り・居場所づくり”としても注目され、他市町から視察にくるほどである。


さくら会お手製のゲートボール場

1人1人が楽しくやれば、みんな楽しくなる
奥様におせっかいだと言われても、「でもいいっていうの、世の中におせっかいがいないと、何にも黙って座ってんのがいいのかっていうね。そういうんじゃちょっとつまんないんじゃないかなって。おせっかいもいて色んなのがいて成り立つんで」と笑いながら話す。さくら会で旅行に行く際も、“楽しませてもらおうではなく、自分で楽しもう”ということを参加者に伝えている。常に楽しそうに話す黒須さんを見ていると、知らず知らずに相手も楽しくなるような不思議な力があると感じた。

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